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絵本よ、もう一度。

絵本作家に勝る作家が存在するだろうか。

僕は子供の頃から絵本をきちんと読めなかった。
圧倒的過ぎた。絵本は他のどの「言葉の表現」よりもあまりにも圧倒的な説得力があった
読めなかった。小さな心の中にも当時すでに自尊心が芽生えはじめていた僕には、その圧倒的な力が怖かった。
自分を脅かし、何も始まっていない僕の小さな世界すら食らい尽くしてしまうような存在として絵本というものは僕にとって恐怖であり嫉妬を覚える存在だった。


絵本作家に勝る作家が存在するだろうか。

歌詞を書くことは思いの丈をポンポン投げるだけではない、それで満足する奴は放っておけばいいが。
目の前に起こる物語。一点を見つめるような物語の中に自分の思いを織り込んでいく。
難しいことと深いことほどわかりやすく、掘り下げながら耕し、柔らかい土にしていく。

耕した土を誰がどう使おうと、絵本作家は気にしない。
ふんずけたって、耕したっていいのだ。
そして子供が育っていく。
子供を育てること以上に大切なことが人生にあるのだろうか。
青田ケンイチ(アオケン)
Posted by青田ケンイチ(アオケン)

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