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おふくろについて。

Fri.13.09.2013 0 comments
ちくしょう、なんだかよくわからないけど、このタイミングで言いたくなったから言うぜ。
俺はおふくろが大好きだ。
誰に何と言われようが、マザコンて言われようが関係ない。


お母さん。おふくろ。この世の中で一番大事に思ってるひと。


俺は17歳までそれなりに優等生だった。
小学校も中学校も成績はずっとトップ、学級委員長もやってさ。
中学三年生のときは生徒会長になって、派手に学校中を練り歩いていた。
そんな俺をおふくろも親父も少しは誇りに思ってくれていたと思う。
反抗期も全くなかったし。

高校をやめたときは自由になった気がした。
退学届を校長室に提出して校門を歩いて抜けたとき、ああ俺はこれから一生自由なんだ、って思ったよ。俺の、俺だけの空がここにあるって。

そして東京に行った。大学に行った訳じゃないから、親には随分迷惑かけた。
18なんて、どうやって金を稼ぐのか、そしてそれがどうやって生活に関わるのか、なんて全然わからない。
金銭感覚なんてゼロなんだ、一万円の価値っていうものが全くわかってない。
だからラーメン一杯食う値段と殺虫剤買う金が同じなのが納得出来なかったな
昼に弁当買うのと夜にビール飲むのと同じ500円てのも、よくわからなかった。

いろんな人と出会ったよ。10代の頃はとにかく、何故かいろんな大物と出会った。
全国紙の営業部長とか、年収何億の社長とか、やたら妖しいビジネススタイルを未来の形だって言って押しつけてくるやつとかね。
なんて言ったって当時30そこそこだったんだけど。
とにかく19歳の俺にとって東京の、特に下北、高円寺からはじまって新宿、原宿、青山、赤坂、六本木なんてのはすごい世界だった。
とにかく毎日夜通し遊ぶ。金っていうのを持ってた記憶はないんだけど、何故か毎日しこたま酒を飲んでさ。
そんで気がついたらとなりに座ってるんだ、何故かカワイイ女の子がさ。



だけどそれが楽しかったっていったら、そんなことはなかったよ。

俺は音楽がやりたくて上京したんだ。音楽以外に興味がないから、大学も専門学校も行かず、フリーターやりながらいつか成功するって思っていた。
くり返すようだけど、音楽以外にやりたいことがないんだ。言い方を変えれば、音楽以外一切何もやらないことが正しいと信じていた。
(これは今も信じているけどね。と、こういう発言をすると本当にいろいろ言い出す馬鹿野郎が増えるんだ。俺の毎日も知らない奴がね、外野のくせに訳知り顔でどうだこうだと飛び出してくる。)

とにかく毎日毎日コジキなんだ。バイトもろくすっぽやらない。毎週決まったようにおふくろに電話して金をせびる。
そんで銀行に入った金は全部適当に、その辺の女の子との飲み代とかホテル代に消えていった。

そして、それに罪悪感を持てるような人間性すら、当時の俺は持ち合わせていなかったんだ。


当時のことについて本にしたら何冊でも書けるような気がする。毎日が乱痴気平常運転だったんだから。
今思い出しても人間性のかけらもない。音楽のみに特化した、偏った価値観ばかりでね。

若かった、と今はいえるけど、あのころの自分に今会えるとしたら? いやあ、会いたくないなあ。



20代の半ばくらいまで、そんな風に俺は生きてきた。
ひとに誇れる人生なんて何ひとつないんだよ。ずっと乞食のように毎日を過ごしてきた。
新しい一日を夢見ることも出来なかったんだな。


それは何故かって? それは難しい問いだけど、最近わかったことがあるよ。

それはただひとつ「じぶんをしること」。



だいたいたいしたことはない 人間なんて。
でもどうにか なってると見せたくてしょうがない。
他人にどう思われるか。こんなことを言ったら嫌われるんじゃないか。
そういう思いに取り付かれて死ぬまで自分自身の本当の気持ちを出せない人が多すぎる
そうだとしたらそれは日本人の優しさではある。



それでいいとも思う。

話を脱線させるつもりはないんだ。





俺、おふくろが好きなんだ。





おふくろごめん。
謝りたいこと こんなにいっぱいあるわ。


高校辞めたこと。

素直に音楽専門学校行かなかったこと。

ずっとバイトしなかったこと。

毎週金せびってたこと。

でも、なんか音楽でいいニュースあったら過大に期待させたこと

そんでたいした結果も出せなかったこと

今も売れてないことを気にしてないようなそぶりを見せること

チケット一枚のノルマ代金をケチって正規の代金をもらってること

暗い歌ばっかり歌ってること

いつももっとちゃんと音楽届けてあげられてないこと









おふくろは俺の全てかもしれない。

母親に楽をさせてあげたい、おふくろに心配かけたくない。
これは男の存在価値の根本的な理由なんだ。


そういう風に思う?

おふくろに見せたい?

大きなライブ会場を埋め尽くした満員の観客席?

そんなに大きな会場じゃなくて、でも席の全てのお客が俺の歌をめちゃくちゃ好きで愛してる。

だから全部歌える。

俺個人の感覚でいえば、会場全体がひとつになるって気持ち悪くてしょうがないんだけど、ことおかあちゃんのことになるとやっぱり考え変わるかもよ。笑


いつか楽屋ででもいいからさ、「おふくろありがとう」って言えたらいいなと思う。

長々書いたけど、結局自分のマザコンぷりを晒しただけだったな。
俺はおふくろとふたりで会っても何も言わないんだよ。すごく無口なんだ。
だからこれをおふくろが見ないことを祈る。マジで祈るよ。

俺は俺のために歌を書く。
「たまたまあなたの心に響いたらラッキー。」




成せば成る、かなぁ。

どう思う?






P.S.

DQNぽくなりましたごめん


ダイナミクスの常識を超え歌を。 By アオケン




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