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音楽、酒、海をこよなく愛するシンガーソングドランカー
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海に還る

Mon.20.10.2008 1 comments
真夜中によく酒を飲む。
今日のようにきれいな月が見える夜など、酒を飲まずにはいられない。

そしてそんな夜は音楽を肴にすることが多い。
酒の味を左右するのに音楽はとても大事な肴だ。

逆に酒が音楽の肴になることも多い。
知識と経験という脂肪を中和してくれる存在として、僕はよく酒を音楽の肴にしている。
僕が音楽を聴くときに何より大切にしていることは'感心'より'感動'だ。
心がフラットになることが、大事。


そして静かにそのときを待つ。



同時多発的に発せられる音が、電気信号のように僕の脳髄に突き刺さる。
連続した刺激として。
そしてこんこんと注ぎ込まれる槍のような音の雨によって、僕の脳髄はまるで煮えたぎったスープのように、
その音の固まりにぐるぐるとかき回されていくのだ。


ぐるぐるぐると。



そしてそこから精神の解放、旅が始まる。



飛び込み台の上から青いプールに突き落とされるような恐怖心。
突き落とされた次の瞬間から発生する母の胎内のような充足感。

それらは全て、同列に同次元に、一瞬の時をもって僕の心の中を同時に駆け巡っていく。
そう、全くの同時にだ。

万能の力を持った大きな蛇が身体中を絡んでいくようだ。
まるで僕の体を弄ぶように。
僕が受け入れるか否かなんてことは既に…
そんなことは既にごく小さな問題に成り下がっているのだ。



身体が海に還る。
僕はもはやなんのあてにもならないであろう五体を駆使して必死に泳ぎまわり、
身体中の毛穴という毛穴をまとわりつきながら入り込んでくる'自分以外の細胞'を受け入れるのだ。

…それはまるで受精のように。




そして、全ての充足感と恐怖心が飽和し、
全ての感覚が失われ、完全な空になる。






そして精神は神を感じる。








…そんなとき、ぽーーんっ、っといい曲が産まれたりするのさ。







なんてね。


うさん臭く感じようが知らないよ。
正直に書くとこんな感じになっちまうんだから。
禅とか、こんな感じなんじゃないかって気がしてる。

なんとなく、だけどね。

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1 comments
人間の体は、小宇宙だとも言います。
海は生命の源。
その自然の中に精神がトリップし、
自分自身が「無」になった時、
自然の懐から産み落とされたという感じでしょうか。


音楽の理屈なんて、私には解りません。
だから音を聴き、心と体の中心から湧き出てくるものを感じ取る。ただそれだけです。
青田さんの曲には感じるものがあります。
それが今回のブログを読んで、解ったような気がしました。


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